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2021年ベストセラー「スマホ脳」を読んでPart 2.

こんにちは。

大阪阿倍野区にある都シティ大阪天王寺の地下一階に位置するフィットネスとリラクゼーションの融合施設「BIOHACK(バイオハック)」のトレーナー、坂内です。


今日は前回(https://biohack-japan.com/blog/417/)に続いて、2021年大ベストセラーとなったアンデシュ・ハンセン氏の「スマホ脳」の内容を振り返りながら、運動の重要さについて改めて考えていきたいと思います。


「スマホ脳」は、スマートフォンの使用が我々の脳にどのような影響を与えているのかを、人類の進化の歴史を紐解きながら解説している本です。


結論を言うと、長い年月をかけて進化してきた我々人間の脳は、このたった十数年の間で劇的に変化したデジタル社会に適応しておらず、それによって身体の不調が引き起こされる。そしてその不調から身体を守る重要な要素が

「睡眠」
「運動」
「他者とのかかわり」

だと明言しています。


心の不調を抱える人が急増している

精神科医でもあるハンセン氏によると、デジタル技術が著しく発展したこの過去約10年ほどで人の行動パターンは大きく変容し、それと比例するかのように心の不調で受診をする人、とりわけ若年層が増加しているらしいのです。


著者の母国であるスウェーデンでは成人のなんと9人に1人が抗うつ剤を使用していて、睡眠障害で医療機関を受診する若者も2000年と比べて約8倍増えたそうです。


また、世界の何千、何万の人と繋がることができ、一見すると社交的な場に思われるインスタグラムやツイッター、フェイスブック等のSNS(ソーシャルネットワークサービス)ですが、SNSに熱心な人ほど孤独を感じ、人生に対する満足度が低い傾向にあるということが研究から分かりました。


バーチャルでの交流は決して悪ではありませんが、現実(リアル)の社交の代替にはならない、ということなのです。


極端なスマホの使用はストレスや不安を引き起こす。

そして長期的なストレスはうつ病の危険性をはらんでいる。これは多くの国の研究結果で明らかになっていることだといいます。


更に、スマホやSNSは脳の報酬システム~「もしかしたら」や「かもしれない」といった期待や新しいものへの渇望、つまり人間の原動力~を巧みに刺激して依存させ、集中力や長期的な記憶力を低下させるというのです。


運動は心の不調への対抗手段

そんな現代において、ハンセン氏は運動を

「スマートな対抗策だ。最善の方法と言ってもいいかもしれない(p204)」

と言い切っています。


様々な研究で、運動は集中力を高め、情報処理能力をアップさせることが分かっています。
実際、授業前に15-20分程度の運動を子供にさせている学校では生徒の成績が向上したという結果が出ているそうです。


その他多くの研究注1)-注4)で、若年層から高齢者まで、運動が認知機能の向上だけでなくメンタル面を安定させる(不安やストレスの軽減)ことも分かっています。

現代人こそ運動を!

スマホやSNSの発展がめざましい今だからこそ、運動によってもたらされる恩恵は無視できないものです。SNSで顔も知らない誰かの投稿を右から左へとスワイプする時間の何分の一かだけでも、身体の専門家であるトレーナーと一緒に自身と向き合う時間に変えてみませんか?


デジタルデバイスを意味もなく触る時間を減らして運動や睡眠に割いたら、肉体だけではなく心の状態も変わるかもしれません。


現代に生きる我々にとって運動がなぜ重要か、2回に分けてお話させて頂きました。


運動が大事だということは分かったけれど、何をしたらよいか分からない・自己流でトレーニングをして身体を痛めた…そんな方はBIOHACKのパーソナルトレーニングを受けてみませんか?


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参考:

アンデシュ・ハンセン(2020) 『スマホ脳』 新潮新書
注1) Northey JM, Cherbuin N, Pumpa KL, et al. (2018). Exercise Interventions for Cognitive Function in Adults Older than 50: a Systematic Review with Meta-Analysis. Br J Sports Med. 52. 154-160.
注2) Erickson et al. (2011). Exercise Training Increases Size of Hippocampus and Improves Memory. Proceeding of the National Academy of Sciences. 108 (7). 3017-3022.
注3) Watts A, and Rhyner KT (2016). Exercise and Depressive Symptoms in Older Adults: A Systematic Meta-Analytic Review. Journal of Aging and Physical Activity. 24. 234-246.

注4) Tandon PS, Zhou C, Johnson AM, Gonzalez ES, and Kroshus E. (2021). Association of Children ‘s Physical Activity and Screen Time with Mental Health During the COVID-19 Pandemic. JAMA Network Open. 4(10). e2127892.

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