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季節の変わり目、なぜ気分が沈むのか??Part 2.

いつもコラムをご覧頂きありがとうございます。

大阪メトロ天王寺駅、近鉄大阪阿部野橋駅に直結のホテル・都シティ大阪天王寺のB1階に位置するフィットネスとリラクゼーションの融合施設「BIOHACK(バイオハック)」のトレーナー、坂内です。

 

さて、前回のコラムでは「季節性感情障害(Seasonal Affective Disorder; SAD)」についてお話しました。日照時間の短くなる秋から冬にかけて影響を受ける人が多いSADですが、夏に向かうこれからの季節にも、一定数の人がSADになると言われていて、冬の反対の夏に起こるということで「リバースSAD」と呼ばれたりしています。

 

このリバースSAD、実はまだはっきりとした原因は解明されていないのですが、現時点で専門家たちがいきついたそのメカニズムを今回は解明していきたいと思います!

 

リバースSADが起こる仕組み

春から夏は、日照時間が長くなっていきます。

そうすると「幸せホルモン」であるセロトニンの分泌が促進されるので、気持ちも明るくなり、これから起こるであろう春夏のイベントにワクワクと心が浮き立ってきます。

 

しかし人によっては、日が長くなったことで、暗くなると分泌されるはずの「睡眠ホルモン」のメラトニンが十分に分泌されず、睡眠サイクルが狂う・不眠になるなどの症状が引き起こされることがあるそうです。

 

また、湿度や温度が高くなることで寝苦しくなるなど睡眠の質が落ちてしまうことも。

 

睡眠不足や睡眠障害はうつ病と深いかかわりがあると言われていますので、春夏の日照時間や気温などの環境の変化が間接的にリバースSADに影響していると言えるのかも知れません。

 

リバースSADを予防するには?

 

では、リバースSADを防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?

 

それにはまず、質の良い睡眠をとることが重要となってきます。毎日なるべく同じ時刻に就寝、起床する・寝る直前までスマホを見ない・部屋を暗くする・通気性のよい寝具やエアコン(もしくは扇風機)を有効活用して寝苦しくならないように寝室や体温を調節する…などといったことを実行して上質な睡眠を確保しましょう。

 

そして、適度な運動。

体を動かすこと自体がストレス解消や気分の落ち込みの改善になるだけではなく、上記の質の良い睡眠へも繋がっていきます!

 

しっかりと睡眠をとること・運動をすること・バランスの良い食事をとること。

当たり前のことを当たり前にすることが心と体を整える上でとても大切なんですね。

 

 

とはいえ、(リバース)SADはうつ病の一種。

・2週間以上もSADの症状が続く

・日常生活や人間関係に支障が出るようになってきた

・自傷行為を考えるようになる

・感情のコントロールが出来なくなる

 

上記のようなことが起こる場合は、ためらわず専門家の診断と指示を仰いでくださいね。

 

 

参考:

Seasonal Depression Can Happen in Spring – Here’s Why and How to Cope . Healthline https://www.healthline.com/health/spring-depression#causes

 

Newsom R, & Dimitriu A (2002). Depression and Sleep. Sleep Foundation. https://www.sleepfoundation.org/mental-health/depression-and-sleep

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